
マンション
アルカンシェルスクエア深江橋
大阪市東成区深江橋の狭小敷地において、地上8階建て・全29戸のデザイナーズマンションの新築工事を担当しました。敷地面積約199㎡、延床面積約889㎡の限られたスペースで、デザイナーの個性あふれる斬新なデザインを実現。コスト面での制約がある中、施工段階から積極的にアイデアを出し、デザイン性とコストを両立させました。施工難易度の高い仕上げ材や工法を柔軟に取り入れ、設計意図を忠実に再現しています。
戸数:29戸
基本情報
竣工年月 | 2023年 |
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所在地 | 大阪府東大阪市 |
建物用途 | 賃貸住宅 |
構造規模 | RC造11階建 |
鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 198.84㎡ |
建築面積 | 112.78㎡ |
延床面積 | 888.79㎡ |
工事のポイント
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コストを抑えつつ高いデザイン性を実現
デザイナーズマンションという特性上、限られた予算内でデザイン性を追求する必要がありました。構造面や仕上げ材の選定で施工側から積極的に提案を行い、設計段階から連携して「過剰設計」をシンプル化。デザイン・機能・コストがバランスよく調和した建物を実現しました。
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狭小地・三方囲まれた敷地での困難な施工
敷地いっぱいに建物を建設する必要があったため、作業用の足場設置が非常に難しい状況でした。特に外壁工事では、安全管理を徹底しつつ、効率的で安全な施工方法を工夫し、限られたスペースを最大限活用して工期内の竣工を実現しています。
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特殊な仕上げ材への対応と品質管理の徹底
従来のマンション施工では使用経験のない特殊な仕上げ材や新しい工法を採用しており、施工難易度が高い案件でした。緻密な施工管理と高い技術力により、施工の品質を維持しつつデザイナーの意図を正確に再現。工期内での確実な引き渡しを達成しました。