「良いものをつくりたい」その想いを共有できた
Q1. イー・エル建設に発注を決めた決め手は何ですか？
イー・エル建設とは、エスリードの取締役と当社専務との縁からご紹介いただいたのがきっかけでした。最終的に複数社と比較検討しましたが、当社が大切にしている「気心の知れたところにお願いしたい」という想いを一番実感できたのがイー・エル建設でした。当社は創業以来、人とのつながりや信頼関係を何より大切にしていますが、その点で非常に価値観が合っていると感じました。
今回のプロジェクトは、当社にとって初となる大規模な食肉加工工場の建設で、衛生管理の高度化や専門的な設備導入、惣菜加工の機能強化など課題が山積みでした。当初は予算を度外視して要望をすべて盛り込んだため、実際には計画の数倍の予算規模になってしまったのですが、イー・エル建設の皆さんが何度も丁寧に修正案を提案し、現実的なプランへと一緒に導いてくれました。お互いが手探りの状態でしたが、それでも「きっと大丈夫」と思える安心感がありました。
Q2. 施工の進め方や、担当者・現場スタッフの対応について、どのように感じましたか？
当社にとってもイー・エル建設にとっても食品加工工場の建設は初めてで、多くの試行錯誤がありました。施工中はもちろん、運用が始まった後も換気や区画構成、湿気対策など、運用して初めて見えてくる問題も少なくありませんでした。その都度イー・エル建設の皆さんが何度も現場を訪れ、丁寧に調整や改善を重ねてくださったことが非常に印象的です。問題が起きた際に「運用上の問題」と線引きするのではなく、「一緒にいい工場を作りましょう」と最後まで真摯に向き合ってくれた姿勢に、イー・エル建設の社風や仕事への誠実さを強く感じました。
現場スタッフの方々も細部まで気を配り、工程管理や他の施工チームとの調整をスムーズに進めてくださいました。正直なところ、建設業界に対してはどこかドライで機械的なイメージがありましたが、実際に現場の皆さんが「良いものをつくりたい」という私たちと同じ気持ちを共有してくださったことが何よりありがたかったです。また、施工の際の細やかな配慮や安全面への気遣い、工期や予算に対する責任感のある対応にも非常に満足しています。
Q3. これから発注を検討している方に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
牛肉の加工・販売を手掛けていますが、私たちの業界では生産者から消費者に至るまで、すべての関係者が「良いものを届けたい」という共通の想いでつながっています。今回、建設という異なる業界においても同じ気持ちで取り組んでくださるイー・エル建設の皆さんと出会えたことは、とても幸運だったと感じています。
特に、初めて工場を建設する企業にとって、予算内で最大限の価値を引き出し、運用面まで見据えた柔軟な提案や細やかなフォローは不可欠です。その点でイー・エル建設は期待を遥かに超える対応をしてくださり、施工が完了した後でも安心して長くお付き合いができる信頼性の高いパートナーだと思います。
